破風板へのカバー工法
2015年5月3日(Sun)
カラー鋼板による対処
塗装では対処できないほど傷んでしまった破風板への対処について紹介しています。
破風板は建物の中で最も傷みやすい部位です。
「鼻隠し」は雨樋が日差しや風雨をある程度カバーしてくれますが、破風板は風雨にさらされ日射にも直撃されます。
特に使用材が木板の場合、放置期間が長いと、どぶ板状になってしまい、吸い込みが激しく塗装では対処できなくなってしまうことがあります。
今回の現場は、築35年で定期的なメンテナンスが施されていないケースです。
破風板の反りがある場合、そのまま貼ると仕上がりが悪いので4mmのベニヤ板を貼って下地調整しました。
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破風板既存の様子とベニヤ板を貼って下地調整後の様子 |
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カラー鋼板でカバー後の様子 |