ナノコンポジットWの防汚力の検証
2011年4月22日 (Fri)
ナノコンポジットWの防汚力・4年目の検証
ナノコンポジットWをブロック塀に塗装して4年後の状況について紹介しています。
ナノコンポジットWは屋根用塗料で実績を上げている水谷ペイント社が開発までに8年の歳月をかけて産学連携により研究、開発した、ハイブリッドエマルション形外壁用塗料です。
先端技術の育成を目的で設立された「科学技術振興機構」の研究成果移転事業の一環として、京都工芸繊維大学の研究成果と協力で、振興機構からモデル化の資金援助を受けて水谷ペイント社が製品化した産、官、学共同特許の塗料です。 塗料の樹脂分を減少させる事でその生成過程に使用される石油の使用量を抑え、その製造過程で排出されるであろう温室ガスの削減にも貢献する、まさに次世代的塗料といえます。
樹脂使用量は
というエコ塗料です。
- エマルジョン塗料の1/2
- 溶剤タイプの塗料の1/5
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塗装施工4年後の様子 |
周囲との色あわせに原色の紺を使用しているため色あせてほとんどグレーになってしまっている。
最も汚れやすい塀への塗装で防汚力を検証してみたが、さすが「雨だれ汚れ」もなく、防カビ、防藻効果は衰えていない。
ナノコンポジットWの防汚力の検証についての詳細は
「ナノコンポジットWの塀塗装施工例」のページを参照。